昨年度からキャストを大幅に変更して、新しい『なんてまてき』に挑戦中です。『なんてまてき』は全国大会で大谷演劇部が上演する作品で、校則違反のバイトが見つかり反省文を書くことになった主人公と担任を軸にストーリーが進んでいきます。ファンタジー小説ばかりを書き上げて、なかなか反省文を書かない主人公。やがて物語は急展開し、主人公は担任に母親からの虐待、行き場のない身の上を語り始めます。コロナ禍で親子の悲しいニュースを目にすることが増え、「この世界とつながること」を大谷演劇部なりに表現した舞台になっています。コロナによって演劇を通じて世界とつながる機会が奪われた経験を糧に、舞台で表現することの大切さや演劇が身近にあることの意義に再認識することができました。7月の全国大会、HPF公演では、演じることや観劇してもらえることに飢えた大谷演劇部が心から楽しんで演じる姿を是非見でいただければと思います。
第68回全国高等学校演劇大会(東京大会)
■作品名
『なんてまてき』
(作:水谷紗良・髙杉学 演出:中川由菜)
■日時
7月31日(日)~8月2日(火)のいずれか1日
■公演の区分
一般公開公演
■会場
なかのZERO(東京都中野区中野2丁目9-7)
■料金
チケット無料
■チケット申込先
※入場制限、料金、チケット申込先など、現段階(5/25時点)での詳細は未定です。
HPF(大阪府高等学校演劇祭)
■作品名
『なんてまてき』
(作:水谷紗良・髙杉学 演出:中川由菜)
■日時
7月24日(日)
■公演の区分
一般公開公演
■会場
一心寺シアター倶楽
■料金
チケット無料
※ただし、カンパ制(一般1,000円より、中高生500円より)
■チケット申込先
※現段階(5/25時点)での詳細は未定です。