コロナからの復興企画~関西演劇を広める、広げる

関西えんげき大賞

関西発の公演 清流劇場 2025年10月公演『キュクロプス ──貧民街の怪物』 上演台本・演出:田中孝弥 VIEW:251 UPDATE 2025.09.24

クズ鉄屋の親方(キュクロプス)を中心に貧しい人々が、長年暮らしている河川敷。だが、県は「美化と防災」を名目に立ち退きを強行するため、土木建築部長(オデュッセウス)を派遣する。「強制代執行」の責任者である土木建築部長は身分を偽り、親方のバラックを訪れる。

ギリシア劇・エウリピデスの唯一現存するサテュロス劇『キュクロプス』(原作)を基に、1961年の武庫川河川敷(兵庫県尼崎市)を舞台とする作品に再構築しました。
河川敷に暮らす人々と彼らを追い立てる権力。果たして「怪物」とは誰なのか。古典古代の時代から変わらぬ「人間の欲望と独善」・「土地を追われる人々」の姿を描きます。
オリジナルソングの入った、大阪弁での上演です。
どうぞご期待ください。
*第2回関西演劇大賞 優秀作品賞受賞

■公演日
2025年10月
16日(木) 19時
17日(金) 14時・19時
18日(土) 14時(AT)
19日(日) 14時
※各回、開演5分前から田中孝弥によります《ビフォアトーク》を行います。
※AT:終演後、アフタートークがあります。(出演者はwebで公表します)
※東京公演もあり

■会場
一心寺シアター倶楽
(大阪市天王寺区逢阪2-6-13 B1F)

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https://k-engeki.net/archive/article/251

パフォーマーの紹介

清流劇場

年1~2回の本公演において、ギリシア劇とドイツ語圏の海外戯曲を上演している。また、2017年度からは、広く一般市民参加型のギリシア劇勉強会を実施。