祖父の代から続く町工場（こうば）。薄暗い作業場に、鉄が削られる音、飛び散る火花、機械油の匂い、工員さんたちの汚れた作業着、祖父が手入れしていた坪庭…

アタリマエにあったものが失われていく日々を、家族はそれぞれの想いを抱き眺め、見えないものを見ようとしながら、小さな工場は変わってゆく。

虚空旅団主宰、高橋恵の生まれ育った大阪の町工場をモデルにした物語。
2012年12月ウイングフィールドにて初演。
第20回OMS戯曲賞最終候補作。

■公演日
2024年9月
13日（金）19：30～
14日（土）14：00～、18：00～
15日（日）14：00～、18：00～
16日（祝月）14：00～

■会場
ウイングフィールド
（大阪市中央区東心斎橋2丁目1-27）