コロナからの復興企画~関西演劇を広める、広げる

関西えんげき大賞

関西発の公演 EVKK 3月公演 直木賞作家 天童荒太原作 『うつろな恋人』 VIEW:105 UPDATE 2025.02.27

塩瀬彰二という男の「愛」が悲劇をひきおこす。
過度のストレスから色も匂いも、――世界のてざわりを失った彼が、桐島智子という同じく世界を失った少女と出会う。彼女の存在に、失った「てざわり」を感じた塩瀬は、次第にエゴイスティックなまでに彼女を追い求めるようになる。
塩瀬と「恋人」との間で智子は揺さぶられ、ついに……。

EVKKの次回作は、直木賞作家 天童荒太氏の小説『うつろな恋人』を舞台化します。愛するとは何か、はては人間の実在とはどういうことなのかを問いかける本作、その苦悩や救済を外輪演出が冷徹に描き出します。緊張感あふれる「愛の物語」をぜひご覧ください。

■公演日
2025年3月
8日(土)15:00〜、19:00〜
9日(日)13:00〜、17:00〜

■会場
大阪市立芸術創造館
(大阪市旭区中宮1丁目11-14)

パフォーマーの紹介

EVKK/エレベーター企画

1995年設立。戯曲のみならず、小説・漫画などもモチーフに取り入れ、単なる舞台化にとどまらない、繊細かつ緊張感のある作品づくりに定評がある。 オリジナルオペラの製作や、ダンス作品とのマッシュアップ等、演劇表現の拡大に挑戦し続けている