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4月17日、18日、21日は東京で、5月18日には大阪で「チマチョゴリ」を上演します。
この「チマチョゴリ」は、私と長女の会話から始まり、私の中高時代に全国各地で起きた「チマチョゴリ切り裂き事件」と、それを取り巻く人々を描いております。
一方で、日本学校に通う在日コリアンの学生は、どういった気持ちでチョゴリで通学する私たちを見つめていたのかを取材し、この作品に込めました。
学生時代、チマチョゴリを着て、時に堂々と時に恥ずかしく時に不安や恐怖を感じながら、それでもこの服が私たちのプライドだと日本の街を闊歩していました。
大きな事件が同時多発的に日本のあちこちで起きたあの瞬間から、チマチョゴリが呪いの服でもあるかのように、攻撃の対象になってしまいました。
友人は鶴橋の階段で暴言とともに突き落とされ、骨折しました。長い間、駅やホーム、電車が怖かったと言っていました。
時代が流れ、私たちは親世代になり、ただただ幸せに天真爛漫に成長すべき後輩世代を見ながら、チョゴリの制服で学校に通うことが、果たして安全なのかとオモニ会や学校で多くの議論が始まりました。
安全圏の学校内で、安全圏の親戚や友達の結婚式場でしか着ることのできないチマチョゴリになってしまいました。
まして、私たちは朝鮮学校出身。
日本と国交を持たない国。
かたや大韓民国は、K-Popのおかげで、羨望の的となっていると言うのに、国交を持たないということの現実を、毎日毎日メディアや、人々が推測で吐くSNSで突きつけられます。
民族衣装は美しい。
全国の朝鮮学校ごとに、チマチョゴリの着用状況は違います。
制服チマチョゴリが、日本からなくなる日も来るかも知れません。
けれど、あの時、チマチョゴリを守ろうと学生なりに戦ったスピリッツは、私たち世代の武勇伝として、是非語り継いでほしい。
そんな思いで大切に作った作品です。
3人の素晴らしい俳優が、伸びやかに演じてくれています。
ぜひ、この3人の姿も見てほしいです。
1人芝居の姜河那(カンハナ)は、2019年以来の劇場での公演です。
2人芝居の趙清香(チョウチョンヒャン)、趙沙良(チョウサリャン)は、2021年大阪で上演以来の劇場公演です。
3人共に、並々ならぬ意気込みで、稽古にまい進しております。
新たな境地となるのか、皆さま、是非お力をお貸しください。
依頼がない限り、この作品を今後劇団主催ですることはないだろうなあと思います。
観劇するラストのチャンスと思って、またみなさんのチケット代で、朝鮮学校の学生たちにも観劇体験をプレゼントします。
どうぞどうぞご協力くださいませ。
劇場にてお待ちしております。
■公演日
2026年5月
18日(月)11:00★〜、13:30☆〜、16:00★〜、19:00☆〜
★一人芝居
☆二人芝居
■会場
大阪朝鮮中高級学校(旧中大阪朝鮮初級学校) 1階中体育館
(大阪市東成区東中本3丁目17-6)
パフォーマーの紹介
劇団タルオルム
2005年に大阪を拠点に、在日コリアンと、日本人の有志達が集まり結成しました。夜道を照らす月の明かりになりたいと、タル(月)、オルム(昇り)と命名、年に1度の自主公演を行いながらも、依頼があればどこへでも行く、バイリンガル劇団です。