コロナからの復興企画~関西演劇を広める、広げる

関西えんげき大賞

関西発の公演 劇団タルオルム 旗揚げ20周年企画 第一弾 マダン劇『4.24(サイサ)の風』 VIEW:226 UPDATE 2025.01.20

2007年の初演から、日本と韓国全土36か所、累計約10000人を動員した『4.24の風』が、新キャストを迎え、新たなセリフと登場人物を加え再演する。

会場は大阪朝鮮初級学校の講堂。
観客参加型のマダン(場所の意)劇を、この会場で行う意味を、堪能していただきたい。

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大阪の朝鮮学校に通う高校生ソニは、スピーチ大会の練習中に、いつの間にかタイムスリップをしてしまう。
そこは1948年4月、日本にある朝鮮人集落。
そこには、故郷の朝鮮半島へ帰る日をいまかいまかと待ち望み、その日を夢見て、子どもたちに朝鮮語を教えなければとお金を出し合い建てた朝鮮学校があった。
そこへある日突然、学校閉鎖の命令がくだるのだが…

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1948年、日本全土で吹き荒れたあの風が、再び蘇る-

■公演日
2025年4月
19日(土)13:00〜、17:00
20日(日)14:00〜

■会場
大阪朝鮮初級学校 4階講堂
(大阪市生野区巽西3丁目14-16)

パフォーマーの紹介

劇団タルオルム

2005年に大阪を拠点に、在日コリアンと、日本人の有志達が集まり結成しました。夜道を照らす月の明かりになりたいと、タル(月)、オルム(昇り)と命名、年に1度の自主公演を行いながらも、依頼があればどこへでも行く、バイリンガル劇団です。